ミュージカルCD専門通販サイト「ミュージカルイン」で購入しました。
価格 \1,800 2004年収録。
映画版「オペラ座の怪人」の公開に合わせて、MASK(覆面)と名乗る正体不明の歌手たちによって歌われたアルバム。
だそうですが。まあその。安いＣＤは、だいたい安いなりの仕様になっています。
それのどこを楽しむかが、こういうものを集める醍醐味ですな。(笑)

まずオーヴァチュアが妙に『もっそり』した感じです。
ショボいのも事実なんですけど、同時にもっそり。
(オーケストラのしょぼさは、聞いた瞬間＿|￣|○するくらいです)
この、もっそり感は、全体に流れています。
クリスティーヌの声は可愛いけど、田舎臭い……感じが。
ラウルも、どことなくあか抜けてません。
ファントムは、声は高めでいい感じですが、エコーかけまくりなメインタイトルは、少々安っぽい。
って、うーん……。安いＣＤでした。だとするとこんなものか。
それにしてもクリスティーヌの歌に、色気がまったく感じられませんよ。
ファントムも、芝居がまったく入っていません。(T.T)
「これほどの辱めを〜」
の辺りは、あまり呑気に歌われたので、何のシーンだか一瞬解らなかったくらいです。

そういうわけで、その……。
珍しいものが聞きたい、たとえヘタレでも！
という私みたいな物好きじゃなければ、わざわざ買う必要は無いＣＤだと思います。
ていうか、カラオケＣＤのほうが歌がいいって、いったい…(^_^;