《海外旅行の恐怖》


新婚旅行でフランスへ行ったカップルが、女性がとあるブテックの試着室に入った処、行方不明になる。
夫が、何年か探したが見つからず、ある会社の出張で香港だかどこかへ行った時、現地の人に「良い所がある」と言われ、秘密クラブのような場所へ連れて行かれる。
それは、地下に有り広いその部屋の中央にライトのあてられた丸いテーブルがあり、その上に蠢いているものがあった。よくよく見ればそれは手足を切り取られ芋虫の様になった女で、どうやら狂っているらしく目の焦点が合っていない。
だが、それは夫が促され前に立つと。みるみる正気を取り戻し夫に何事か訴えようとするものの、舌を切られているらしくうめき声がもれるのみ。だが、正気に返った女の顔を見た瞬間夫はそれが妻だと気付いた! …だが、夫は何も言わず何もせず日本へ帰り、精神を病んでいったと言う。
 
「だるま女」に似てますが、五十代のお花の先生が真剣に言っていた話。
ある夫婦がハネムーンでスペインorオランダへ行って、やはり試着室で妻が行方不明に。四年後、夫が妻を見つけた時、妻は麻薬漬けにされ全裸で、別人の様に痩せ細っていたと言う。
 
「イモ娘」…フィリピン旅行をしてきた私の学校の英語教師がしてくれた話なのですけど、思いっきり真実 です。
「イモ娘」の事なのですが、フィリピンの「見せ物小屋」の花形スター。両手・両足切り取られ、胴体と首だけのSM美女のコトです。
その先生は、あまりのショックで「あの人、いったい何?」と、ガイドさんに尋ねたそうです。ガイドさんは、こっそりと話してくれました。
――あーゆー人達は、モトは普通の娘さん達。しかも日本人観光客で、ツアーで来ないで個人で来て捕まった人が殆ど。何故、日本人が多いのかって? 日本人は安物に弱い、ほめ言葉に弱い、おみやげを買いに街に出て物価の安いちょっとサビれた市場に流れて行き、そこで声をかけられる。「お嬢さん、こっちへおいでよ。これ、これ、この服。あなたに似合いますよ。ちょっとこっちの試着室で着てみませんか?」
普段なら注意深い日本人。でも、旅行って事で気分はHightで、みんなの微塵も無い。試着室に入って行く。当然カラクリ付きの。
次に、その人が目覚めると時には、腕の痛みの激しさの為。身ぐるみはがされて、すっぽんぽん。その腕… 切断された箇所が治った頃、また気絶させられ今度は足一本、目が覚めたら無い。
その傷が治ったら、またもう片方の腕切られて… もう、この頃にはその人は、普通の人格はない。狂っている場合が殆ど。自殺防止の為に、口に『サルぐつわ』をはめられ、鼻から食事を取っているそうです。もしくは、歯を抜かれる。また、その傷が治ったら残りの足を切り取られ、首と胴体だけの「イモ娘」の出来上がり。
後は、見せ物小屋の人買いに売られて行く。特に、日本人は高値で売れる―――そうです。
 
お店の試着室から人が誘拐されて売り飛ばされる話は、これ半分以上実話 だと思いますが?
と言うのは、旅行代理店に勤めている人から直接聞いた話 では、香港では本当にこういう事件があったそうです。
マフィアの様な大がかりな人身売買組織が店を出していて、一人客を狙うとか、日本人の女性は従順で良く尽くすから高値がつくとか、年に数件行方不明になった人が、香港で売られていたとか…
だから、香港方面のツアー客には決して一人では買い物をしない事と言うのだそうです。
 
実は私の前の学校のEnglish teacherのfriendのお話らしいのですが、ある娘さんAさんがN.Yへ旅したのだそうです。
一週間程で帰る予定でしたのに帰って来ない。心配になった親はなんと、N.Yへ行ってしまったのです。そこの中のある(みすぼらしい所)そこで見たモノは…
全身をバラバラにされて売られている娘さんだったのです。確か、目はえぐり取られ、手、足、首はもちろんの事それを全て買ってに持ち帰り今も植物人間として生存しているとか…
 
 
■だるま・・・